妊活整体|ママになるまでの時間をもっと楽しく、もっと幸せな生活であるために

妊活整体|ママになるまでの時間をもっと楽しく、もっと幸せな生活であるために

このような心の声を、私たちは何度も聞いてきました。
「妊活をもっと楽しく、 幸せになりたい」という気持ちに 応えられるように関わってきました。

「元気な赤ちゃんが欲しい」という願いを叶えるためのヒントをお伝えします。

1.妊活は、何から始めたらいいですか?

妊活の情報を集めているのは、すごいと思います。
どういう情報を集めているのかな、と気になります。
体のことや、鍼灸、整体のこと、病院のことなど、妊活のために情報を集めることは大切です。

「妊娠しづらいな…」などと妊活で不安を感じると、真っ先に思い浮かぶのは「病院」という方がおられます。
2022年4月から日本の公的医療保険で、不妊治療の一部がカバーされるようになりました。
医療を受けることは、素晴らしいことですし、大切なことです。

しかし、妊娠を望む皆さんに、勘違いしてほしくないことがあります。

(1)病院に行けば妊娠させてくれると思わないで

皆さんに勘違いしてほしくないこと。それは、「病院が妊娠させてくれる」と思ってしまうことです。

妊娠するのは「自分」なのに、「病院に行ったら妊娠できるんじゃないか」と、病院に行ってしまう方がおられます。
「自分を変えよう」という認識がないということが多いと思います。

妊活しても妊娠しなくて、病院に行って、タイミング法や体外受精、顕微受精をしても、結局、5回とかしても赤ちゃんができない…。
じゃあ、「自分自身は何を変えたのか」というと、「こんなところを変えた」と、はっきり言える方は少ないのが現状です。

(2)現代の妊娠のための医療とは

病院に行かない方がいい、というものではありません。
病院で検査をするのは、今のお体のことや状態を知る上で大切なことです。また、治療が必要な場合があります。

「ちゃんと排卵しているのかな」 「子宮内膜が厚くなっているのかな」とか、「子宮筋腫や内膜症などはないかな」とか、大切な検査や治療は医師に相談すべきことがあります。

病院に行って、まずは薬とタイミング法から始まり、体外受精、顕微受精へとだんだん進んでしまい、自分の思いとズレが生じ、病院のステップと自分のステップが同じように進んでいないという場合が多いです。

「気持ちがついていっていない」 「いつの間にか、治療が進んでしまった」という方が多いです。
病院に通うことはとても大切ですが、自分の気持ちと意思も大切です。

(3)妊活情報を集めすぎない方がよい

妊活の情報を集めることはよいことです。
ただ、妊活の情報を集めすぎると、何が必要なのかわからなくなってします。
成功した内容も失敗した内容も多くあるため、どれを選べばよいかわからなくなります。

正しい情報を集めることは大切です。
ただしその方の成功例は、あまり鵜呑みにしない方がいいと思います。
同じ方法であっても、ある方は成功した、ある方は失敗したと、異なった結果がある場合、何がよいのか余計にわからなくなってしまうでしょう。

妊活は、自分の体を見つめ直し、「土台」を整えることがとても大切です。
この「自分の土台」を変えていない人が多いのです。

2.「自分の土台」とは?

より健康的な妊活とは、「細胞」を元気にすることです。それが健康な妊娠の第一歩です。
精子も卵子も受精卵も「一つの細胞」であり、子宮も細胞がたくさん集まってできています。

細胞を元気にするためには、心・食・体の3つの土台が大切です。
次の「妊活ピラミッド」をご覧ください。

妊活ピラミッドとは、
妊活をされている方が迷いなく妊活をするために、妊活の成功(健康に妊娠・出産し、健康な子どもを産む)に必要な要素を整理したものです。
これらは、妊娠だけでなく出産にも、そして未来に授かる子どもの健康にも役立ちます。

  1. メンタル(不安や気持ち)を整える → 心のケア
  2. 体に入るものを改善する → 食の習慣を整える
  3. 体の状態を整える → 体づくり

この3つは妊活するにあたり、とても大切な土台と思われます。
これらを整えることが『体質改善』につながります。

土台を整えたうえで4つ目のメディカル(医療、不妊治療)へ進むことで、より妊娠という結果につながりやすくなります。
さらに、妊娠後のトラブルの軽減にもつながると考えられます。

(1)ステップ1:メンタルアプローチ(ストレスや不安な気持ちを整える)

不安やストレスなどを抱え続けていると、心の負担が大きくなり、体の状態に影響してしまいます。

  • カウンセリングで妊活を整理する
  • ご夫婦で取り組める環境をサポート
  • 不安やストレスを軽減するコーチング…など

(2)ステップ2:インナーアプローチ(体に入るものを改善する)

体は、食べたものでつくられています。
そして、精子も卵子も、新しい命である受精卵も、食べたもので育まれていきます。


  • 体に負担がかかっている食事を見直す
  • 精子や卵子を守れる栄養をとる
  • 精子や卵子がエネルギーをつくれる栄養をとる

これらを大切にすることにより、元気な赤ちゃんの元(受精卵)が育つようになります。

(3)ステップ3:アウターアプローチ(体の状態を整える)

アウターアプローチは、整体や鍼灸、運動、ファスティング等を行い、体の機能を向上する目的で行います。

  • 摂取した食事やサプリが吸収できるようになる
  • 吸収した栄養が精子や卵子に届きやすくなる
  • 細胞に届いた栄養からエネルギーをつくれるようになる

この体づくりによって、内臓が元気になって血流が上がり、元気な赤ちゃんの元(受精卵)が育つようになります。

(4)「授かる力」を身体の内側から目覚めさせる

「赤ちゃんが欲しい。でも、なかなか授からない」
そうして何年も悩み続け、検査を受け、病院に通っても、はっきりした原因がわからない…。

あるいは、原因が分かっても、それでも妊娠できるのかどうかが見えず、不安だけがつのっていく…。
『整体院つなぐ』には、そんな女性たちがたくさん来られます。

あなたの「授かる力」を身体の内側から目覚めさせるために、当院では、妊活ピラミッドを軸にしたアプローチを行います。

3.妊活中のリアルな悩み

妊活中のリアルな悩み・主訴から見えてくることがあります。

  • 「未破裂卵胞があると言われ、生理を待つだけ。不安と焦りでいっぱいです」
  • 「精子の運動率・数ともに低い。夫婦で妊娠できるのか、希望が持てません」
  • 「25歳から妊活していて結果が出ない。年齢が上がることも不安です」
  • 「毎月リセットされるたびに、悔しさと孤独で涙が止まりません」
  • 「ストレスが続くと生理が乱れる。結婚も近く、今すぐ体を整えたい」
  • 「採卵を前に夫と喧嘩。協力してくれない状況にイライラが止まらない」

これらは表面的には、身体の問題に見えるかもしれません。
けれど本質は、心と身体がちぐはぐになってしまっている状態です。

当院には、不安と向き合う女性が来られます。
真剣に妊活に取り組む方のメッセージを、お悩み別にご紹介します。

(1)身体的・医療的な訴え

  • 未破裂卵胞がある/生理を待つだけで不安
  • 精子の運動率・総数が低く、妊娠可能性に不安
  • 生理不順(ストレスによる月経リズムの乱れ)
  • 採卵・人工授精・体外受精のステップに入るも、成果が出ない

(2)感情的な訴え・心理的な苦しみ

  • 長年妊活しても妊娠せず、焦りと落胆を繰り返している
  • 毎月リセット(生理)されるたびに涙が出るほど悔しい
  • 周囲の妊娠報告に気持ちがかき乱される
  • 「なぜ私だけ…」という孤独と自己否定感

(3)夫婦関係・環境の訴え 

  • 採卵直前に夫が不摂生、協力体制の温度差で喧嘩
  • パートナーが妊活に非協力的でイライラしてしまう

4.『整体院つなぐ』の妊活ステップアッププログラム

当院では、妊活ステップアッププログラムをもとに、お体の検査や状態を把握して、元気な赤ちゃんが授かれるように体質改善をさせていただいています。

妊活をすすめていく上で、「何をすればいいのか?」 「どうしたら赤ちゃんが授かりやすくなるのか?」と、お悩みの方も多いかと思います。
そんな方のためのヒントをお伝えします。

人の体の働きは、「自分自身の命や健康に関わることや悪い体を改善する」ために、大切なことから優先的にエネルギーを使います。
そのため、体の状態が悪いと、自分の体を良くすることにエネルギーを優先的に使ってしまい、妊娠を後回しにしてしまいます。
これでは、赤ちゃんが授かりにくくなってしまいます。

赤ちゃんを授かりやすい状態にするための考え方が、「妊活ステップアッププログラム」です。
妊活ステップアッププログラムとは、身体の働き(特に内蔵)を基にした、妊娠までのステップを表したプログラムです。
身体の働きはこの順番をたどるので、このステップを踏むと結果が得られやすくなります。

「不要なものを排泄できる体」 「栄養を吸収できる体」 「体を良い状態を維持できる体(免疫)づくり」を目指していきます。
ステップを積み重ねることで、「妊娠しやすい体(生殖)」になるように一緒に取り組みます。

(1)消炎

まずは、慢性痛などの症状を改善していくことがとても大切です。
そこからがアプローチのスタートです。

例)慢性痛(肩こり・腰痛)、アレルギー、下痢、鼓腸、不眠、むくみ、ストレス

(2)排泄

体の中の毒素を排泄できる、体づくりを始めます。
毒素が溜まっている際の主な自覚症状は、便秘・生理痛・アトピー・ 頭痛・肩こり・腰痛等です。

また、毒(体にとって悪いもの)を体に入れないことも大切です。
食事等で毒素が体に溜まり、内臓が疲労している状態が続くと、栄養が吸収しにくくなりますので、まずはここからサポートしていきます。
また、体だけでなく、心の状態も同じです。

(3)吸収

体の消化機能が向上して栄養を吸収しやすい体になってくると、栄養不足から起こっていた自覚症状に変化が出てきます。
自覚症状としては、体の冷え・体のだるさ・肌の調子が悪い・アトピーなどのアレルギーです。

どんなに体に良い食事をしていても、サプリメントを摂取していても、体に入ったものがしっかり分解され、吸収しやすい状態にないと体質は変化しません。
消化吸収には胃腸だけでなく、膵臓・胆嚢・肝臓と いった内臓が元気である必要がありますので、食事や整体でここをサポートしてきます。

また、単に情報を頭に入れるのではなく、情報を整理し、ご自身に合った情報に出会うことで、始めてご自身の身になります。

(4)免疫

免疫機能とは「体の状態を維持する」ことです。

毒素の排泄や、栄養の吸収がしっかり行え、体調が良くなり、基礎体温や月経周期が安定したとしましょう。
それでも、環境の変化(食事、季節、ストレス等)によって不安定になってしまうと、妊活には不都合になってしまいます。
何故なら、卵子は数ヶ月から半年かけて成長して排卵し、精子も 3 ヶ月位かけてつくられているからです。

体調を安定させる免疫機能を高めることで、質の良い細胞(精子や卵子)が成長するサポートをします。

(5)生殖

体調が良くなり、それを安定させることができると、体質が変わり、細胞の質が変わります。
細胞の質って何?と思うと思いますが、細胞の質が良い状態とは、


  • 細胞が若々しい状態
  • 細胞が元気(エネルギーをつくれる状態)

といった状態です。

精子や卵子、そして受精卵が、このような状態になり、生殖能力が上がることを目指してサポートします。

(6)成長(親としての知恵):幸福

不妊治療や妊娠のための体づくりの多くは、「妊娠するため」だけである場合が多いのではないのではないでしょうか?
私たちは、妊活を「今後の人生の学び・成長の機会」として捉え、サポートをしていきます。

皆さんが妊活に取り組んで得た知恵や知識を、妊活を終えた後も、ご自身、ご夫婦、子どもたちの健康のために活かせるよう、関わっています。

私たちは、この妊活ステップアッププログラムをベースに、生活習慣の見直しや内臓の歪みの調整を行って、妊娠しやすい身体づくりのサポートを実施しています。

5.『整体院つなぐ』の妊活整体アプローチ|5つの柱

(1)骨盤や背骨、関節の柔軟性の向上

妊娠に関わるすべての臓器である子宮・卵巣・卵管などは、骨盤の内側に守られています。
つまり骨盤は、妊娠のためのゆりかごです。
この骨盤が傾いたり、ねじれたり、支える筋肉が弱っていたりすると、内臓は本来の働きができなくなってしまいます。

また、肩こりや腰痛など、慢性痛を改善していくためには、骨盤や背骨、関節の柔軟性の向上が大切です。
現代女性に多い猫背・反り腰・脚を組むクセなども、骨盤のゆがみや血流不良の原因となります。

『整体院つなぐ』では、

  • 骨盤と背骨の配列(アライメント)や関節の柔軟性の調整
  • 股関節の動きと安定性の回復
  • 呼吸と姿勢の連動トレーニング

を通じて、妊娠を支える身体の土台から整えていきます。

(2)自律神経のリズム調整

「毎月リセットされるたびに感情が乱れる」 「生理前後の不安定さがつらい」
そんな声を多く聞きます。

それらは、ホルモンではなく“自律神経のリズム”の乱れが原因かもしれません。
なぜなら、女性ホルモンの司令塔は、“脳の視床下部”と“自律神経”が担っているからです。

施術では、

  • 横隔膜や骨盤底筋の動きに合わせた深い呼吸法
  • 頭蓋骨や仙骨のリズムの調整(クラニオセイクラル)
  • 内臓と神経のつながりを活かした自律神経ケア

を行い、身体が本来のゆるやかなリズムに戻れる状態を目指します。

(3)内臓の可動性と血流の改善

子宮や卵巣は、ただそこにあるだけでは機能しません。
動いて、血が流れて、温まってこそ“働ける”臓器です。

でも、日々の疲労や冷え、ストレス、運動不足によって、内臓は“かたく、動かない”状態に陥りがちです。

『整体院つなぐ』の施術では、

  • 肝臓や腸、子宮などの「内臓マニピュレーション(手技療法)」
  • 横隔膜と骨盤底の“呼吸のポンプ”を回復させる手技
  • 内臓に栄養を届ける動脈・静脈の流れを促すアプローチ

を通じて、骨盤内をあたたかく、柔らかく、赤ちゃんを迎えられる環境へ整えていきます。

(4)パートナーとの関係性ケア

「妊活は二人のもの」そう頭では分かっていても、実際は「自分だけが頑張っている気がする」ことも少なくありません。
特に、夫の理解不足や生活習慣(飲酒・夜更かしなど)がストレスになると、身体は緊張状態となり、自律神経やホルモンにも影響を与えます。

私たちは、施術中の会話やヒアリングを通じて、

  • 感情の整理やストレスの言語化
  • 必要に応じて夫婦での生活改善提案
  • 妊活に対する“温度差”への向き合い方

をお伝えしながら、心と身体の両面から夫婦関係のバランスを整えていきます。

(5)「あなたの中にある力」を信じる整体

妊活で心が折れそうになると、多くの方が「自分の身体はもうだめなんじゃないか」と思い込みがちです。
私たちは、身体は“壊れた”のではなく、“まだ目覚めていない”だけだと考えています。

理学療法士としての25年の経験から、私は何度も目の当たりにしてきました。

  • ほんの少し呼吸が深くなっただけで体温が上がる
  • 姿勢が変わっただけで内臓の位置が戻り、ホルモンのバランスが変わる
  • 施術のあと、「体が動き出した感じがする」と涙を流す女性

整体とは、あなたの身体が持つ“自己回復力”を呼び覚ます技術です。
私たちは、ただ「治す」存在ではなく、「自分を信じ直すお手伝い」をする存在でありたいと思っています。

著者プロフィール 西村 克美

『整体院つなぐ』院長
理学療法士(国家資格)

5年の臨床経験、容態が急変する病院でリハビリ15年。
痛みを改善し、再発しない健康な体へ!

交通事故後に3回手術、半年後に退院!
私を社会復帰させてくれた理学療法士との出会いが『整体院つなぐ』の始まりです。

西村 克美

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