最近ずっと体が重くて、、それが、軽くなりました

最近ずっと体が重くて、、それが、軽くなりました

体を整える仕事をしています。

けれど、本当に大切にしているのは、

安心して力を抜ける時間です。

以前、こんな方が来られました。

40代の女性。

「どこが悪いって言えないんですけど」と前置きしながら、

「最近ずっと体が重くて」

「朝からすっきりしないんです」

「夕方になると、もう何もしたくなくなって」

と、話されました。

仕事を終えて帰宅すると、

そのままソファに座り込みたくなる。

夕飯の準備をしながらも、

早く横になりたいと考えてしまう。

家族に「疲れてん?」と聞かれても、

「ううん、大丈夫やで」と答えてしまう。

でも、本当は大丈夫じゃない。

体に触れると、

首から肩、胸にかけての緊張が強く、

深呼吸をしても深くできない状態でした。

ご本人は、あまり気づいていませんでした。

ずっと、無意識に力が入っている状態でした。

強く押したりすることはせず、

まずは呼吸が深く入りやすいように体を整えました。

重心が落ち着き、

ベッドに体をあずけられるようになると、

深呼吸をしてもらうと深くしやすくなっていました。

小さかった息が、ゆっくりと広がっていく。

肩のこわばりやこりがなくなり、

肩の高さが、すっと下がって、

リラックスしやすくなっていました。

しばらくして起き上がったとき、

その方は少し驚いたように言いました。

「なんか、軽い、動きやすくなった」

「息がしやすい、楽」

「さっきまでと違うと思う」

そのとき、

目元がやわらぎました。

帰り際に、こう言われました。

「またお願いしたいのですが、いいですか?」

「ここに来ると、なんか安心します」

体が軽くなったこと以上に、

その言葉が心に残っています。

1週間後、再び来られたとき。

「最近、前よりイライラしにくくなった気がします」

「帰ってからも、ちゃんと動ける日が増えました」

体が整うと、

日常の選択が少し変わります。

少し早く寝てみようと思えたり、

少し歩いてみようかなと思えたり。

その小さな変化が、

その人の可能性を、静かにひらいていきます。

私は、

その瞬間に立ち会うことを大切にしています。

安心した表情を見ると、

私自身も、ほっとします。

相手の安心が、

そのまま私の安心になるからです。

人は、本来、整う力を持っています。

整うことで、安心が生まれ、

安心があるからこそ、

その人らしい可能性がひらいていく。

それが、私の考える整体です。

もし今、

「どこが悪いわけでもないけど、なんとなくしんどい」

そんな日が続いているなら、

体を整える時間をつくることで、

何かが少し変わるかもしれません。

その一歩を、

急がず、自分のタイミングで選んでいただけたらと思います。

著者プロフィール 西村 克美

『整体院つなぐ』院長
理学療法士(国家資格)

5年の臨床経験、容態が急変する病院でリハビリ15年。
痛みを改善し、再発しない健康な体へ!

交通事故後に3回手術、半年後に退院!
私を社会復帰させてくれた理学療法士との出会いが『整体院つなぐ』の始まりです。

西村 克美