何もないところでつまずくわー。なんで?歳やな、、

何もないところでつまずくわー。なんで?歳やな、、

何もないところでつまずくわー。なんで?

歩いてるだけなのに、

つま先が「コツッ」と床に当たる瞬間。

段差もない。

物も落ちてない。

誰も悪くない。

なのに、なぜか自分の足だけ事件を起こす。

そんなとき、ふとよぎる言葉。

「え、私…どんくさいわー」

「いや、気のせいよね…?」

「歳やしな、、」

実はこれ、ただどんくさいでも年齢でもなく、

身体がちょっとだけ“サボってる”だけのことが

多いんです。

しかも、サボり方がけっこう個性的。

ここでは、

そんな“足が引っかかる理由たち”を

ちょっと楽しく紹介していきます。

🌿足は上げてるつもりで、実は“上げたつもりだけ”だった

一番ありがちなやつ。

本人はキビキビ歩いてるつもりなのに、

股関節が

「今日はちょっと控えめでいきますね~」と

言わんばかりに

足の高さを微妙に下げてくる。

その差はたった数ミリ。

でも、数ミリでコツンと当たるんです。

“控えめな足”の日って誰にでもあります。

🌿靴の癖が、足を勝手に「サゲ気味歩行」にする

靴は黙ってるけど、めっちゃ影響力あります。

• 底が片減り

• 柔らかすぎてフニャる

• ヘタって斜めってる

こんな靴は、

あなたのつま先を

“ちょっと下げてしまう靴”に変身します。

悪気はないんでしょうけど、

あなたの足は被害者です。

🌿足の指が…実はお休みしている日がある

足の指がしっかり働いていると

「今、足がどれくらい上がってるか」

を脳にちゃんと伝えてくれるんですが、

浮き指ぎみだったり

冷えて感覚が弱ってたりすると、

指たちが「今日は観客席から応援しますね」

みたいな感じで静か~にしてしまうこと

があります。

その結果、

足が上がっている気になってるだけ!

…というトラップが発生します。

🌿視線が下がる → 全身のバランスが変わる

スマホを見て歩いてる時って、

ちょっと世界が小さく見えません?

視線が下がって

背中が丸まって

足が前に出にくくなって

つま先が地面の世界へ近づく…。

「スマホ見すぎ注意」は

こういうところにも隠れてます。

🌿お尻が疲れると、足が少し“横流れ”する

前に歩いてるつもりなのに、

自分の足に自分のつま先が当たるという謎現象。

これ、

お尻の外側の筋肉が

クタクタになってるときに起こりやすいです。

前じゃなく、

ちょっと横に流れちゃうんですよね。

まるで

「今日は斜め方向でいきます」

と言ってるかのような足運びに。

🌿呼吸が浅いと、上半身が“ぎゅっ”となってしまう

ストレスが続いたり忙しい日が続くと、

呼吸が浅くなります。

浅い呼吸

→ 肋骨まわりが固まる

→ 背中が縮む

→ 足の出るスペースが減る

つまり、

やる気のある足と、縮こまる上半身がケンカしてる状態

になるんです。

🌿朝と夜で身体が“別人”になっている日がある

朝はカチコチ、

夜は疲れでフラフラ。

身体って時間帯で動きが変わります。

特に夕方は、

つま先が「今日はあまり上がりませーん」状態になりやすく、

引っかかり事件が起きやすいゴールデンタイム。

🌿じゃあ、どうやって防ぐの?

ここからは、生活の中でこっそり使える

“つまずき予防テク”を紹介します。

🍀対処法①

股関節の前側をちょっと伸ばすだけで、足が軽くなる

1.股関節を伸ばして、背筋を伸ばすように片脚立ちをする。

2.これを両足行う

股関節が伸びると、

足の“持ち上がり力”が復活します。

🍀対処法②

椅子で“つま先だけ上げ運動”

1. 椅子に座る

2. かかとはつけたまま

3. つま先だけ持ち上げる

これ、地味ですが効きます。

疲れて重くなった足首がリセットされて、

つま先が前を向いてくれます。

🍀対処法③

歩幅をほんの少〜し広げる魔法

ほんの数センチでOK。

これだけで足が前に出やすくなり、

つま先の高さも自然と上がります。

“大股歩き”じゃなくて大丈夫。

無理しない“ちょっと広め”がちょうどいい。

🍀対処法④

歩くときだけ、スマホを胸ポケットの中へ

手放すと、

視線も上がって

肩が開いて

足も前に出やすくなります。

つまずき予防にも、気分にも良いです。

🍀対処法⑤

靴、見直してみると世界が変わる

底のすり減りや

柔らかすぎる靴は

つまずきメーカーになりやすいので、

“最近よく引っかかるな”という人は

靴チェックも意外と大事。

🍀まとめ

「何もないところでつまずく」という現象は、

身体のどこかがサボっているだけ。

むしろ、

足よりも周りの環境や習慣が原因になっていることが多い

というのが本当のところ。

• 足首の上がりが控えめ

• 靴のクセ

• 視線の位置

• 呼吸

• 歩幅の変化

• その日の疲れ

ぜ〜んぶ、誰にでも起きる“ちょっとしたズレ”です。

この記事が、

「私だけじゃなかったんだ」と

ほんの少しでも安心につながれば嬉しいです。

著者プロフィール 西村 克美

『整体院つなぐ』院長
理学療法士(国家資格)

5年の臨床経験、容態が急変する病院でリハビリ15年。
痛みを改善し、再発しない健康な体へ!

交通事故後に3回手術、半年後に退院!
私を社会復帰させてくれた理学療法士との出会いが『整体院つなぐ』の始まりです。

西村 克美