普通に正座できたのに、今は、無理やわ…

普通に正座できたのに、今は、無理やわ…

昔は普通に正座できたのに、今は、無理やわ…

正座できるようになるかな…

正座できない方へ

膝が悪くて、正座ができないって思うでしょ。

ても、実は膝が原因でないことがあります。

それは、

「股関節・骨盤」

です。

昔は普通に正座できたのに、今は膝が痛くて無理…

病院で変形があると言われて諦めている

そんな方はとても多いです。

でも、実は膝そのものが悪いわけではないケースがたくさんあります。

膝は“結果”として痛みを出しているだけで、

本当の原因は「股関節や骨盤、内臓の位置や動き」のつながりが崩れていることが多いんです。

🌿 膝の痛み=膝が悪いとは限らないのはなせ?

正座をする時は、膝を曲げるだけではなく、

股関節・骨盤・足首が連動して動いているからです。

でも、どこかが動かなくなると、

膝だけが頑張ってしまい、結果的に痛みにつながります。

正座のときに必要な3つの動きは…

1️⃣ 股関節がしっかり曲がること

2️⃣ 骨盤がスッと前に倒れること

3️⃣ 足首が柔らかく伸びること

このうちのどれかが硬くなると、

一番弱い膝が身代わりになって痛みを感じるようになります。

つまり、「膝の痛みは、膝だけの問題じゃない」んです。

💡 股関節や骨盤が硬くなる“意外な原因”

「運動不足かな?」「年齢のせいかな?」

そう感じる方も多いですが、実はそれだけではありません。

見落とされやすい原因が3つあります。

 原因①:

股関節周りの筋肉(インナーマッスル)が硬い

長く座りっぱなしの姿勢や、運動不足で、

股関節の奥にある筋肉(腸腰筋など)が硬くなりやすくなります。

この筋肉がこわばると、股関節を深く曲げにくくなります。

 原因②:

内臓の位置や動きや緊張

お腹の中の内臓が少し下がったり、張っていると、

骨盤がスムーズに動かなくなります。

その結果、骨盤が前に倒れず、

「正座のときに腰が丸くなる」という状態になりやすいです。

 原因③:

姿勢や立ち方のクセ

片方に体重をかけて立つクセや、

座る時の足組みなどが積み重なると、骨盤がねじれます。

それが股関節の動きを左右で不均等にしてしまうのです。

🌸 「膝を触らないのに、膝が楽になる」理由

大切なことは、

痛い膝を直接マッサージしたり、電気を当てたりするのではなく、

“体のつながり”を整えることを大切になります。

🧘 ご自宅でできるチェック

もし、下のチェックで当てはまる場合は、

膝よりも股関節・骨盤へのアプローチが必要です。

<股関節前側の硬さチェック>

1. 仰向けに寝ます。

2. 片方の膝を胸に抱え込みます。

3. 反対の太ももが床から浮いてしまう

→ こういう場合、股関節が硬くなっています。

<骨盤の柔らかさチェック>

1. 仰向けで、両膝を曲げます。

2. 両膝を左右に倒します。

3. 両膝が床に着くかどうか確認します。

→両膝が床に着かない場合、骨盤や腰が動きにくい、硬くなっています。

膝の痛みが解消するには、これの動きが楽に行えることが大切になります。

🌼 まとめ

「正座ができない=膝が悪い」と思っている方も、

実は体全体の動きがうまくかみ合っていないだけかもしれません。

体の“つながり”を整えれば、

膝の負担は自然と減り、正座もできるようになります。

膝の痛みで、

「階段が降りにくい」

「正座ができない」

を、あきらめなくて大丈夫です。

膝を責めずに、体のつながりを整えることから始めましょう。

著者プロフィール 西村 克美

『整体院つなぐ』院長
理学療法士(国家資格)

5年の臨床経験、容態が急変する病院でリハビリ15年。
痛みを改善し、再発しない健康な体へ!

交通事故後に3回手術、半年後に退院!
私を社会復帰させてくれた理学療法士との出会いが『整体院つなぐ』の始まりです。

西村 克美

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