ドライヤーで肩がつらい…、ドライヤーしてるときに腕がだるくて疲れる…

ドライヤーがつらい…
ドライヤーしてるときに
腕がだるくて疲れる…
髪を乾かすだけなのに腕がだるくて…
その腕のだるさ、
実は体からのSOSかもしれません。
当院に来院された女性の方が、
こんなふうに言われていました。
一見、
些細な悩みに見えるかもしれません。
でも実は、
こうした“日常の違和感”こそが、
体の深層からのサインなのです。
<腕のだるさの正体とは?>
それは、
「肩甲骨」と「背骨の硬さ」
にあります。

お客様の体を丁寧にみさせていただくと、
以下の特徴がありました。
• 肩甲骨周りの筋肉がガチガチに張っている
• 背骨の動きが硬く、しなやかさがない
• 呼吸が浅く、胸郭の広がりが少ない
この状態では、
腕を持ち上げる動作(=ドライヤーをかける姿勢)に、
肩や背中の筋肉が過剰に働いてしまいます。
その結果、
腕の筋肉が
「頑張りすぎてしまい、だるさや疲労感につながるのです」
また、
肩こりや背中の筋肉が、
常に筋肉が硬い、
張った状態だと
すぐにだるくなり、
痛くなりやすくなります。
<呼吸の浅さが、肩こりや腕の疲れを悪化させる理由は?>
呼吸が浅いと、
胸郭の動きが悪くなり、
肩甲骨の動きも狭くなります。
つまり、
呼吸の質が悪いと、
肩甲骨が
“動きづらく”なり、
腕を使うたびに
余計な負担がかかるんです。

呼吸が浅い
↓
肩甲骨の動きが悪くなる
↓
背骨が硬くなる
↓
腕のだるさにつながる
といった感じです。
呼吸と肩甲骨の関係は、
意外と知られていませんが、
とても重要なポイントです。
<「根本改善」は“身体の動きの質”を見直すことから>
整体院つなぐでは、
症状ではなく
「できない動き」や「違和感」に
着目しています。
<お客様から紐解く根本改善のヒント>
• 肩甲骨の可動域を広げること
• 背骨の柔軟性をあげること
• 呼吸を深くすること
• 日常動作のクセを見直すセルフケアを行うこと
これらを通して、
腕のだるさは徐々に軽減。
「ドライヤーが楽になりました!」
という嬉しいご報告もいただきました。
<あなたの“ちょっとした違和感”に寄り添いたい>
「腕が疲れるだけでしょ」
「年齢のせいかも…」
そんなふうに、
違和感を見過ごしていませんか?
“声にならない不調”に耳を傾け、
根本からの改善をしましょう。
日常の中にある「小さな困りごと」こそ、体の本音。
私もその声に、そっと寄り添いたいと思っています。
<セルフチェックしてみましょう>
今日の夜、
ドライヤーをかけるときに
意識してみてください。
• 肩がすくんでいませんか?
• 呼吸が浅くなっていませんか?
• 肩で頑張ってドライヤーをしていませんか?
もし「そうかも…」と感じたら、
皆さんの体も
身体からサインを
出しているかもしれません。
腕のだるさや疲れは、
単なる筋肉疲労ではなく
「動きの質の乱れ」からきます。
根本改善のためには、まず“気づくこと”が第一歩です。
①呼吸を深くする
呼吸が浅いと、肩や背中の筋肉が常に緊張状態になり、腕の動きにも悪影響を及ぼします。
おすすめ習慣:
• 朝晩1分だけ、鼻からゆっくり吸って、口から長く吐く
• 肋骨が広がる感覚を意識してみる
• ドライヤー中に「呼吸止まってない?」と自分に問いかける
呼吸が深まると、肩甲骨の動きも自然とスムーズになります。
②肩甲骨を“動かす”習慣をつくる
肩甲骨は“動かすことで整う”部位です。
固まったままでは、腕の動きがどんどん重くなります。
簡単セルフケア:
• 壁に背中をつけて、
胸を伸ばす感じで、
肩甲骨を寄せる→胸を丸める感じで、
開くをゆっくり10回
• 肘を曲げて、
肩をぐるぐる回す(前後5回ずつ)
• ドライヤー前に「肩甲骨ウォームアップ」を習慣に
③背骨の柔軟性を取り戻す
背骨が硬いと、
体全体の連動性が失われ、
腕だけが頑張る状態になります。
日常でできること:
• 椅子に座って、
背骨を丸める→伸ばすをゆっくり繰り返す
• 寝る前に、仰向けで膝を左右に倒して背骨をひねる
• スマホを見る姿勢を見直す
(首が前に出ていませんか?)
<違和感は、体からのやさしいメッセージ>
「ドライヤーで腕がだるい…」
そんな日常の小さな違和感こそ、体が発している“根本改善のヒント”です。
呼吸が浅いことで肩や背中が緊張し、
肩甲骨が動きづらくなり、
背骨の柔軟性が失われ、
結果として腕だけが頑張る状態に。
でも、体は変わります。
深い呼吸、肩甲骨を動かす習慣、背骨のしなやかさを取り戻すセルフケア。
どれも、今日からできることばかりです。
小さな気づきが、大きな変化につながる。
そんな体との向き合っていきましょう。