肩がガチガチで頭まで重い…仕事中もつらいのは困る、、

肩がガチガチで頭まで重い…仕事中もつらいのは困る、、

「肩がガチガチで頭まで重い…」

「マッサージに行っても、すぐに戻ってしまう…」

いつもこめかみ押さえていませんか?

実は、肩そのものよりも

“身体のバランスの乱れ”

が原因になっていることが多いんです。

今日は、

肩こりが頭痛まで引き起こす理由と、

自分でできる簡単な対処法をお伝えしますね。

🌿マッサージは「今のコリをほぐすもの

マッサージは、

こっている筋肉を直接もみほぐして

血流をよくし、

今のつらさを楽にする方法です。

押されると気持ちよく、

その時はスッキリしますが、

あくまで“表面的なケア”です。

根本的な原因、

たとえば「姿勢のくずれ」や「関節の動きの悪さ」までは整えないため、

時間がたつとまた同じ場所にコリが戻りやすいという特徴があります。

🌿整体は「コリをつくる原因を整える」

整体は、

「なぜ肩に負担がかかっているのか?」

を見つけて整えるケアです。

たとえば、

・猫背や巻き肩

・背骨や肋骨の動きの悪さ

・浅い呼吸

・骨盤や股関節の歪み

こうした全身のバランスの乱れが、

肩の筋肉を引っ張り、こりをつくってしまいます。

整体では、

肩だけでなく全身を見て整えることで、

“こらない身体”をつくっていきます。

🌿肩こりが頭痛を起こす理由

肩こりが強くなると、

首の付け根にある小さな筋肉(後頭下筋群)が

硬くなります。

この筋肉は、

頭と首をつなぐ大切な部分。

ここが緊張すると神経や血管を圧迫し、

後頭部やこめかみ、目の奥にまで痛みが出てしまいます。

また、

前かがみの姿勢が続くと呼吸が浅くなり、

脳への血流が減って頭がボーッとしたり、

集中できなくなることもあります。

整体で首や背骨、肋骨の動きを整えると、

呼吸が深くなり、

頭がスッキリする方が多いです。

🌿自分でできる!肩こり・頭痛の対処法

①背骨、肩甲骨ほぐし

1. 背すじを伸ばしてあぐら座りして、鼻からゆっくり呼吸します。

2. タオルを両手で持って、肩幅に広げ、腕を上下します。

3. 5回ほど繰り返します。

また、体を横かに倒したりすると良いです。

② 首のつけ根をゆるめる呼吸

1. 背すじを伸ばして座り、鼻からゆっくり息を吸います。

2. 吐くときに、「肩をストンと落とす」ように意識します。

3. 5回ほど繰り返します。

👉 無意識に力が入りがちな首まわりをゆるめ、血流を促します。

③ 座り姿勢の見直し

・背もたれに頼らず、骨盤を立てて座る

・デスクワーク中、30分に1回は肩を回す

・目線を下げすぎず、首を前に突き出さない

👉 ほんの少し姿勢を意識するだけで、肩のこり方がまったく変わります。

🌿 「ほぐす」より「整える」ケアを

肩こりや頭痛をくり返さないためには、“ほぐすだけ”ではなく、“整えること”が大切です。

姿勢・呼吸・動きのバランスが整うと、自然と肩に力が入らなくなります。

女性の場合は、冷え・むくみ・生理痛などの不調とも関係していることがあります。

身体全体が整うことで、肩こりだけでなく体調全体が安定してくる方も多いです。

🌿まとめ

・マッサージ:その場のコリをゆるめる

・整体:コリの原因を整える

・肩こり頭痛の根本には、姿勢や呼吸の乱れがある

・日常でも、胸を開く・呼吸を深くする

・姿勢を整えることが大切

つらい肩こりや頭痛は、「身体が助けを求めているサイン」です。

肩だけでなく、全身のバランスを見直すことで、

スッと呼吸ができて、軽く動ける身体へと変わっていきます。

著者プロフィール 西村 克美

『整体院つなぐ』院長
理学療法士(国家資格)

5年の臨床経験、容態が急変する病院でリハビリ15年。
痛みを改善し、再発しない健康な体へ!

交通事故後に3回手術、半年後に退院!
私を社会復帰させてくれた理学療法士との出会いが『整体院つなぐ』の始まりです。

西村 克美

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